ソラスキ

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大空で仕事をしている20代男の趣味ブログ

【パイロットになりたい人必見!】現役パイロットが日常生活でしている3つのこと

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みなさんこんにちは!

soraです

 

色付いた葉っぱも

すぐに落ちてしまい

もうすぐ着氷が怖くなる

季節がやってきますねー!

(高度3万ftの世界を飛行する

ジェット乗りの方達は常に怖いのでしょうが…)

 

さて、現役パイロットである私が

日常生活において意識していること

注意していること3つ紹介します。

 

最初に言っておきますが、

僕はパイロットの端くれであり、

機長見習いのCo-pilot(副操縦士)ですので、

先輩パイロットの方々には

「若造が何を偉そうに!!」

と怒られてしまいそうですが…笑

 

あくまでも個人的な意見として

参考にして頂ければ幸いです。

 

 

僕が日常生活で気にしている3つのこと

1.暴飲暴食せず、適度な運動をする!

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言わずもがな

パイロットは健康な体が基本です。


どんなに知識や技量を蓄えたところで、

身体検査を通ることができなければ

空を飛ぶことはできません。


また、JALANAを筆頭とした大手航空会社

PEACHなどの格安航空会社(LCC)

はたまた航空大学校自衛隊の航空学生

海上保安庁など

パイロットになるための最初の関門である

入試、入社試験には

必ず身体検査が待ち受けています。


晴れてパイロットになった後も

航空運送事業のパイロット(旅客機のパイロット)半年に1回

使用事業や自家用のパイロットでさえ1年に1回

の航空身体検査が航空法で義務付けられています。


僕も普段は野菜を多くとるようにし、

週2,3回の頻度で5kmのランニング

するようにしています!

 

さぼりそうになったときは、

「若いうちは良くても

歳をとってからガタが来るぞ!」

という上司の脅しを思い出して

頑張っております。


航空機の操縦に関する知識や技量

正しい方法で努力すれば

短時間で成果は出ますが、

健康な体つくりは一朝一夕

出来るものではありません。

 

パイロットになりたい方は、

普段の食生活を見直し、

日頃から適度に体を動かすことで

健康な体づくりを心がけましょう!

 

2.何事も常に完璧を目指す。

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普段の生活から

割と僕がマジで意識してることがこれです。

 

パイロットの世界では

「地上で120%の準備をしていなければ

上空で100%の力を発揮することができない」

と良く言われています。

 

上空で最高のパフォーマンスを出すには

事前の十二分な準備が大切であると

いうことです。

 

これを一言で言うと

手を抜かない!

ことだと僕は思っています。

 

皆さんも部活での練習や仕事の事務作業等でも

「まぁこれくらいでいいんじゃないかなー」

妥協してしまいそうになるときが

あるのではないでしょうか?

(実際僕もたまにそうですが…)

 

ですが、パイロットの世界では

それではダメです。

 

ちょっとした妥協

一瞬の気の緩み

大きな判断ミス操縦ミス

繋がる場合もあります。

 

ですので、普段の生活から

何事にも完璧を目指す様にして

妥協する癖をつけないようにしています。

 

ちょっとしたことですが、

例えば

車を駐車させる際は必ず

左右の線と線の中心に

車の中心が来るように

何度も駐車をやり直しています。

(これは僕の駐車が

下手なだけかもしれないですけど…笑)

 

私はまだまだ

仕事プライベート

完璧には程遠いですが

目指す気持ちが大切だと

信じて頑張っております。

 

3.何にでも興味を持つ!

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これはパイロットに限らず

学生新社会人にも共通して

大事なことかもしれませんね。

 

パイロットの観点から言えば、

機体についている

エンジンや電気システムなどの仕組みや機能

一通りは勉強はしますが、

 

自分が操縦する航空機を

より深く理解

突発的な緊急事態に対処するには

マニュアルには書いていないことまで

知っておく必要があります。

 

それは自分て興味疑問を持ち、

マニュアル以外のことを

自力で調べる必要があります。

 

時には機体に詳しい整備士

メーカーの技術者

聞かなければ、

わからないことも

たくさんあります。

 

そうやって、

一つずつ自分が操縦する航空機について

詳しくなっていきます。

 

また、航空とは全然関係ない事でも

興味を持ち勉強することで

知見を広げることもできますし

単純に話のネタを増やすことができます。

 

ちょっと話はそれますが、

話のネタを多く持つのは

Co-pilot(副操縦士)として

大切なことです。

 

なぜなら

コックピットでは機長と二人きりだから

 

さすがにフライトの間、

ずっと沈黙だと

場の空気が重くなります…

 

僕も先日、LEDの仕組みが気になったため

青色LED 開発の軌跡」(著者:小山 稔)を読み、

LEDの話を巡航中のコックピット内で話したところ

機長に大変好評でした。

LEDは航空機にも良く使われていますからね~!

 

何にでも疑問や興味をもち

すぐに調べることは

パイロットに必要な資質かもしれませんね!

 

まとめ

最後までお読み頂きありがとうございます。

参考になりましたでしょうか

最初にも言いましたが、

あくまでも僕の個人的な意見ですので

パイロットの方が全員

僕と同じ考えではないと思います。

 

僕もパイロットとしては

まだまだ未熟者ですので

これからも日々精進します。

 

それでは。